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短編小説(R18)

  • まき田お茶子
  • 2020年2月2日
  • 読了時間: 10分

「ほら、早くしなさいよ! せっかく、私があんたのためにこんな格好までしてるんだから……」


ベッドに腰かけた愛梨が、赤くなった顔で睨むようにこちらを見ている。

高い位置で揺れるツインテールに結われた髪が、大きくて気の強そうな目をより一層魅力的に見せた。


「ごめん、見惚れちゃって……」


素直な感想を言う。

ホテルのサービスで貸し出されている衣装の中からオレが選んだミニスカメイド服を、まさか本当に着てくれるとは……。


「ば、ばか……。どうせ、エッチなことばっかり考えてるんでしょ。こんな格好……」

「そうでもないよ。普通に可愛いと思ってる」


しかし、衣装は肩や胸を大きく開いた、肌の露出の多いデザインであり、スカートは半端なくミニ丈だ。

恥ずかしそうな愛梨の顔も相まって、ホテルの一室をこの上なく刺激的に演出していた。


「でも、気の利いたサービスだよな」


確かにこれは、クセになりそうだ。


「可愛いよ、愛梨……」


隣に座りながら、その体を抱き寄せる。


「あっ、んんっ……。もう、スケベ……あんっ……」


露になった胸にキスをしながら、そっと押し倒した。

頼りない布地から豊かな乳房がこぼれ出しそうだ。

そして気付く。

薄い布地はぴったりと胸の形を浮き上がらせていた。

頂点の突起の、淡い色までほんのりと。


「ブラ、してないの?」

「こんなに胸が開いてるんだから、着けてたら変だったのよ……!」


言われてみればこの服は、安定を考慮して設計されているであろう女性用下着とは全く別の趣旨でデザインされているのだった。


「最高だよ」

「もう、バカ……」


かろうじて尖った先端に引っかかっていた布切れを軽く引っ張ると、弾けるような勢いで、解放された胸がぷるんと揺れた。


「あんっ、やぁぁっ……」


色付いた乳首に唇を寄せ、そっと口に含んで味わう。


「んんぅっ、あぁんっ……はぁぁっ……純一ぃっ……んんんっ……」

「愛梨……オレの愛梨……」


しゃぶりつきながら、もう片方にも手を伸ばす。

滑らかな肌の上に手を這わせながら、敏感な突起を探り出し、指でこね回した。


「ああぁぁっ……! んぁっ、やぁぁんっ……そんな、いきなり……純一の、変態……あぁっ……!」

「せっかくそんな格好してるんだからさ、ご主人さまって言ってよ」

「えぇっ……!? そんなこと……あっ、あぁっ……!」

「お願いだから、今日だけ! な……?」

「ひぁっあぁぁんっ……! もう、お願いなんて、口だけなんだから……はぅっ、んぁぁっ……」


怒ったように言いながらも、愛梨はオレの仕掛けるイタズラに負けて、小さく口を開いた。


「純一、ご主人さま……」

「いい……! すごくいいな……愛梨。今日はオレのためにご奉仕してくれるよな?」


不本意そうな顔をしながらも、オレの言葉に応えるように、愛梨は頷いた。


「ご主人さまのために、私がご奉仕させていただきます……」


そう言ってオレの股間に手を伸ばし、すでに硬く立ち上がったそれに触れた。


「おおっ……!」

「もう、こんなに大きくして……本当に、エッチなんだから」


そう言いつつも愛おしげに頬を寄せて、唇には淡い笑みを浮かべている。


「エッチなのは愛梨もだよ……。だからもう、堪らない……」


軽く腕を前に引くと、バランスを崩した愛梨が胸からオレの股間に倒れ込んだ。


「きゃっ……」


柔らかく、圧倒的な質量に押しつぶされて、オレのペニスは苦しいほどの快感に脈打った。


「ふふっ……。焦らないで。ちゃんと気持ちよくしてあげるから……」


愛梨の手が、オレのズボンの前を緩め、待ちわびたように天を向くペニスを取り出した。


「はぁぁっ……」


それを前にして、愛梨はどこか恍惚としてため息を漏らす。


「ご主人さまの、興奮してそんなに背伸びして……可愛いわ……」


言いながら、指先でつん、と先端を突いた。


「おぅっ……!」


快感が衝撃となって襲ってくる。

反射的にこらえると、一瞬にして全身の力をそこに持っていかれたようだった。

抗議しようと口を開いたところで、愛梨は過敏になったそこをなだめるように舌を這わせ始めた。


「んちゅっ……れろっ、れろっ……んふぅっ……ちゅぷっ、ぁんっ……」


言葉が頭の中で溶けていく。


「んはぁっ、んじゅっ、じゅるるっ……んんーっ……はふぅっ……。ご主人さま……気持ちいい、ですか……?」

「いいよ……。これ、やばい……」

「んんっ、よかったぁ……ちゅぱっ、あふぅぅんっ……もっと、感じて……はぁぁんっ……」


最後の一押しをするように、愛梨の胸が、加えられたままのオレの股間に乗り上げる。

愛梨の体重と、オレのペニスに潰されて、柔らかな胸が変形する。


「ご主人さまぁ……。あんっ、ああぁぁぁっ……!」


ついに下半身に溜まった熱が爆発した。


「あっ、熱っ……やあぁんっ……はぁぁっ……」


噴き出した白濁が愛梨の顔や胸を汚す。


「んんんっ、はぁぁっ……。あぁぁっ……いっぱい……。メイドさんのご奉仕、気に入ったみたいね……ふふっ」

「ああ。だけど、まだ足りない」


いつも強気な愛梨が、メイド服に身を包んで従順にオレに奉仕してくれている……。

それを意識しただけで、今日は胸の高鳴りを押さえられそうにないのだ。


「え……? ふぁっ……あっ、ちょっと……!」


抱きすくめて浮いた腰に、ミニスカートの裾から手を侵入させる。


「ひぁんっ、も、バカ……! 純一ったら、がっつきすぎ……あぁんっ」

「愛梨……今日だけでいいから、ずっとオレのメイドでいてくれ! 頼む!」

「わかったわよ……。こんなエッチな格好、純一なら喜ぶに決まってるものね」

「いや、愛梨に似合いすぎてて……。それが堪らないんだ」

「しょうがないわね……。ソコをそんなにしながら言うなんて、本当に変態なんだから」


見ると、今射精したばかりのオレの股間は、早くも期待に上を向き始めていた。


「それでは、引き続きメイドとしてご奉仕させていたきます」

「ああ。今度は愛梨のここで、気持ちよくさせて欲しい……」


ショーツの上から、ぐりぐりと指で入り口を探る。


「あんっ! はぅぅんっ、いやぁぁっ……あぁんっ……」

「愛梨のここも、もうべとべとに濡れて……。早く入れて欲しくてたまらないって感じだぞ」

「いやぁぁ……言わないで……あぁんっ、恥ずかし……はぁぁんっ……」

「ご奉仕しながら、自分でも感じてたなんて、いけないメイドだな」

「ごめん、なさい……ぁふぅぅっ、私は、ご主人さまにご奉仕しながら興奮してしまう、はしたないメイドです……。お許しください……」


この服のせいか、本当にメイドになりきっている様子で、愛梨が言った。

その顔には、さっきまでのためらいや、オレを誘惑しようといういたずらっぽさすらない。

ただひたすらに、興奮を隠せない羞恥に耐えているといった感じだ。

お漏らしを白状する子供のように、自分の身体のはしたなさを素直にさらけ出すようにスカートを持ち上げ、丸く染みになった下着を見せながら。


「しかたないなぁ……」


それならば、オレもそれに見合った主人を演じなければなるまい。

じっくりと蜜溢れ出すそこを見つめながら冷笑を零した。

愛梨の肩が、反応するようにびくりと上がる。


「あぁんっ……。ご主人さまの、せいです……。私のここは……ご主人さまが欲しくて、涎を垂らしているんです……切なくって……んんんっ」


我慢できなくなり、甘えたようにオレにしなだれかかってくる。


「こらこら……」


隙をついてオレの下半身に手を添えると、嬉しそうに微笑んで囁いた。


「エッチなご主人さま……。はぁぁっ……素敵です……ちゅっ……」


再び先端に軽く口付けすると、愛梨はオレの腰を跨いで座ったまま下着を脱いだ。

オレの目の前に、愛液で光を放つ入り口が晒された。


「はぁぁっ……。愛梨のここで、ご主人さまを気持ちよくして差し上げます……」

「おっ、おおぉっ……!」


温かな肉壁が、オレを飲み込んでいくのを感じる。


「ああぁぁっ……! あんっ、あんんっ……入って、くるぅぅ……熱くて、おっきくて、硬いのが……ああぁんっ……! やあぁぁっ……」

「愛梨の中も熱い……溶かされそうだよ……」

「ふぁっ、んあぁっ……んんんっ……! もっと、はぁぁっ……もっと奥まで、来てぇぇっ……あぁぁんっ……!」


迫ってくる内壁を押し上げるようにして進んでいく。

愛液のぬめりを借りて、狭い中を奥まで突きとおした。


「はぁぁんっ……!」


オレの腰に、愛梨のお尻が落ちてきた。


「はぁっ、はぁっ、はぁっ……。ふぅっ……。あ……すごい……こんなに奥まで……」


初めてのときとは違い、愛梨のここは、さすがにすんなりと受け入れられるようになった。

とはいえ、一気にここまで挿入したことは今までなかった。


「大丈夫?」

「はぁぁっ……。大丈夫……。早く、気持ちよくしてあげる……んぁっ、ひあぁぁっ……!」

「……っ!」


愛梨が腰を揺らし始めた。


「あんっ、ふぁっ、あああぁっ……。ご主人、さまぁっ……あぁぁんっ、気持ちよくなって……ああっ、愛梨の身体で、はぁっ……。ご主人さまに、初めてを捧げた身体で……いっぱい、いっぱいイってぇぇっ……」

「愛梨……可愛いな。ちゃんと、感じてるよ。愛梨のこと……」


お返しに、オレの方から大きく突き上げると、愛梨はしなやかな背中を反らせて顔を天に向けた。


「ああぁぁっ……! やっ、いっちゃ……ご主人さまより、先に……愛梨、いっちゃいますぅぅっ……! あぁんっ……やぁぁぁっ!」


こちらに押し出されてきた大きな胸に、再びしゃぶりつく。


「きゃふっ、あんっ、あんっ、あんっ……。やぁぁっ……愛梨のおっぱい、吸われてますぅっ……。あぁんっ……やっ、こんなにしたら、本当に、ミルク、でちゃうぅっ……赤ちゃんいないのに、出ちゃうよぉぉっ……」

「出させてやるよ。オレのために、出させてやる……」

「やあぁぁぁっ! んんんっ、あぅぅんっ……ひあぅんっ、強く、吸い過ぎぃぃっ……はぁぁっ、でも……気持ち、いいよぉぉっ……あぁぁんっ!」


小刻みに下から突き上げながら胸に吸い付いていると、愛梨は感じすぎてわけがわからなくなったように首を振った。


「あっ、あんっ、やぁぁっ……! 愛梨のおっぱい、もっと、もっと吸ってぇっ……! はぅぅんっ、んんんんっ……! 純一……あぅっ、あっ……ご主人、さまぁ……」


びくびくびくっ! と、背中が震え、愛梨が達したのがわかる。



「イっちゃったな」

「ああぁぁんっ……。ごめんなさい……ご主人さま……。愛梨は、ご奉仕中に気持ちいいのを我慢できない、だめなメイドです……」

「いいさ。愛梨のイキ顔みて、もっと興奮した。オレも、このままイキたい」

「はい……。んっ、んんっ、んはぁっ……」


再び力の入らない脚でオレの腰を挟み込み、懸命に結合部を擦り合わせ始めた。


「んっ、んあっ……はぅっ……。あぁんっ、あっ、あぁっ、んっ……」


イった直後で感覚が過敏になっているのか、いつもの気の強そうな瞳はとろんとして、形の良い眉がしどけなく下がっている。

上気した頬と相まって、まるで達した瞬間をいつまでも味わっているようだ。


「あんっ……ご主人さま……。イって……愛梨の中で、イってぇ……はぁぁんっ……」

「ああ……。オレも、そろそろだ……」

「ふぇっ……?! あっ、あっ、あっ……んんんんっ、んぁ、あんっ……ふあぁぁっ!」


しっかりと抱きしめて腰を大きく揺する。

淫らな夢心地に浸っていたような表情が、たちまち追い詰められたように歪んだ。

目には涙が浮かび、限界を訴えるように首を左右に激しく振る。

ツインテールに結われた髪がぴょこぴょこと揺れて、その可愛らしさと卑猥な表情が絶妙なコントラストを成している。


「いやぁっ、あっ、いっちゃっ……また、イっちゃう……あんっ、激しくて、だめぇぇっ……あっ、続けてなんて……ああぁぁっ!」

「何回でも、イかせてやるよ……。愛梨が気持ちよくなってくれた方が、オレも……」

「んぁっ、ひぅぅっ……ぅんんっ……はぁぁっ、あっ、あぁっ……あんんっ、ひんっ……ああぁっ、やあぁっ……!」


連続で数回達しながらも、愛梨はオレの腰を挟む力を緩めない。

今度こそ、確実にオレをイカせようとするように。


「あひっ、んんんっ……ごしゅじんさまぁ……あんっ、あんっ……愛梨と、一緒に……あふぅっ……ぅんっ、一緒に、イってください……あっ、はぁぁっ……!」

「ああ……。一緒に、だ……」

「はいっ……あんっ、ああぁぁっ、イクっ、イクイクイク……っ! ご主人さまと、いっしょに……はあぁぁっ……愛梨、イキますぅぅっ……! んんっ、んんんんっ、ああぁぁっ!」

「うっ……! おおっ……!」


奥へ思い切り押し込んだ途端、愛梨の中に収まったペニスが根元からぶるりと震え――


「きゃはっ……! ふぁっ、ああぁぁっ……!」


下半身で暴れまわっていた熱が、勢いよく吹き出した。


「んんんんんんっ……! んはっ、やっ……すご……あんんっ……ご主人さまの、精液が……愛梨のお腹の奥に、びゅくっ、びゅくって……」

「やばい……。この量……」


さっき口でイカしてもらったばかりだというのに、硬く膨らんだ股間からは欲望の飛沫が次から次へと溢れ出てくる。


「んふっ、はぁっ……。あ……まだ、びくびくって……。もう、お腹の中いっぱいで、こぼしちゃいそう……」

「ごめん、オレ、全部中に……」

「ううん……いいの。いっぱい出してくれて、嬉しいよ……純一」


微笑みを浮かべて、オレの胸にすり寄ってくる。


「そうか……」


二度も連続で盛大に射精したので、オレの腰には充足感とともに甘いだるさがまとわりついている。

愛梨の中に収まったままのペニスも、今では吐き出しきって萎んでいる。


「ん……? 愛梨……?」


オレに体を預けたまま、もぞもぞと動く気配を感じた。

見ると、愛梨は挟み込んだオレの腰の上に深く乗り上げ、再び両脚をしっかりと絡ませていた。


「ふふふっ……。純一ったら、私にこんな格好させて「ご主人さま」なんて言わせておいて、これだけで満足だなんて言わないわよね?」

「えっ……まさか」


愛梨の顔に楽し気な笑みが浮かぶ。


「うふっ。メイド、愛梨ちゃんのご奉仕は、まだまだ終わりませんよ。ご主人さま」


どうやら、メイド服の魔法にかかったのはオレだけではないらしい。

今夜、その効果が切れるまでにはまだまだ楽しまなくてはならないようだ。

 
 
 

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