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美少女ゲームシナリオ ツンデレ同級生

  • まき田お茶子
  • 2021年12月11日
  • 読了時間: 17分

唇に感じた柔らかい吐息に、目を覚ました。


【肇】「――ん……?」

【由貴乃】「……」


重いまぶたを持ち上げて、薄く目を開ける。

女の子がいた。

顔がアップになっていて、嬉しそうにニコニコしている。

この子はオレのクラスメイトだ。

寝ぼけた頭で理解する。

その表情が見慣れなくて、一瞬わからなかった。

そう、名前は……。


【肇】「由貴乃ちゃん……!?」


名前が出てきた瞬間、俺は思わず声を上げた。


【由貴乃】「ふぁっ……? な、何、何なの!?」

【肇】「こっちが聞きたいよ!?」


オレの声で驚いたのだろうか。

彼女、クラスメイトの篠崎由貴乃ちゃんは、さっきまでの笑顔を消して動転したようにあたりを見回した。


【由貴乃】「ちょっ……あんた、もしかして起きてたの?」


俺を睨むように凝視する。

そう、オレを見るときの彼女は、いつもこんな顔をしているのだ。


【肇】「い、今起きたんだけど……」

【由貴乃】「え、えええっ……どうしよ……」


状況を理解できないオレをよそに、由貴乃ちゃんは一人テンパって取り乱している。


【由貴乃】「……けほん。お、おはよう、大島くん」

【肇】「あ、うん」


ようやく何か決着がついたのか、由貴乃ちゃんはオレに向き直った。


【由貴乃】「放課後になっても教室に残って居眠りしているなんて、あなたはどれだけ学校が好きなのかしら」

【肇】「ああ……。もうこんな時間か」


よく眠れた充実感を覚えつつ欠伸を抑える。

授業の続きで、つい放課後になっても気づかず居眠りしてしまっていたようだ。

ホームルームの記憶もない。

外には夕焼けが広がっている。


【肇】「ところで」

【由貴乃】「な、何かしら」

【肇】「由貴乃ちゃんは……何してたの?」


つきさっき、起きたときの驚きを思い出す。

彼女は、確かに至近距離でオレを見ていたと思うのだが……。

それだけでも十分意外なのに、あのときの彼女の表情はいつになく嬉しそうで……。

それが尚更気になった。


【由貴乃】「な、何とは何よ! ここは私の教室でもあるのよ。居て何が悪いの?」

【肇】「いや、何か……オレのこと、見てた……ような気がしたんだけど」

【由貴乃】「えっ……!? か、勘違いしないでよ! 見てたっつってもあれよ……えっと、変な顔して寝てたから、ほかの人が入ってきたらびっくりすると思って……だから見張ってただけよ」

【肇】「オレ、そんな変な顔で寝てたのか……」


だからってそんな、オレが起きるまで見張っていなくても……。


【肇】「そういえば……。起きたとき、何か口に触ったような気がしたんだけど、気のせいだったかな……」


柔らかくて温かい……心地良い感触を思い出す。

まさに夢心地というか、本当に夢だったのかもしれない。


【由貴乃】「……!」

【肇】「由貴乃ちゃん?」


何気なく言った言葉に、由貴乃ちゃんはなぜか顔を真っ赤にして俯いてしまった。


【由貴乃】「もう……起きておきながらどうして気付かないのよ!」

【肇】「えっ?」

【由貴乃】「こうなったら……」


由貴乃ちゃんはオレをキッと睨んだ。

そしてオレの机に手をついて身を乗り出す。


【由貴乃】「大島くん、私はね……ってきゃあああ!」


悲鳴が上がった。

同時に俺は、倒れ込んでくる机と由貴乃ちゃんの体に押し倒されてひっくり返る。


【肇】「おわああっ!」

【由貴乃】「いったたぁ……。あっ……ご、ごめんなさい! 大丈夫?」


どうやら由貴乃ちゃんが足を滑らせ、そのまま勢い余って倒れたらしい。


【肇】「う、うん。俺は別に……」


俺は必死に答えた。

痛みはあるが、それは大した問題ではない。

そんなことよりも、今はもっと重大な事実が、オレの目の前に突き付けられているのだ。


【由貴乃】「もう! こんなときにどうしてこんな失敗しちゃうのよ!」


一人悔しげに言う彼女から、オレはそっと視線を逸らす。

しかし、一度見てしまったものはなかなか頭から離れない。

オレの脳内には、無防備に開いた太ももの間から覗く淡い色をしたパンツがしっかりと記憶されていた。


【由貴乃】「ごめん、大島くん。すぐにどくから……」

【肇】「あっ、うん」


同時に感じる体温がやけに生々しくて、オレは意識しないよう必死だった。


【由貴乃】「んっ……あれ? 抜けな……ひゃあっ!」


また唐突に上がった、妙に甘やかな悲鳴にどきりとする。

由貴乃ちゃんがオレの上でもがいている。

体が押し付けられて密着している。


【肇】「だ……大丈夫?」

【由貴乃】「あんっ」


オレが助け起こそうと手を動かした瞬間だ。

指が薄い布に引っかかった。

もう一つ、温かい感触は由貴乃ちゃんの肌だろう。

オレの指が、由貴乃ちゃんの服の中に入り込んでしまったようだ。


【肇】「ご、ごめん!」

【由貴乃】「う、動かさないでぇっ……ひゃあっ……!」


動くほどに奥へ行ってしまったらしく、由貴乃ちゃんは顔を真っ赤にして叫んだ。

とにかく状況を確認しようと顔を上げる。

視界いっぱいに、胸の谷間が広がっていた。


【肇】「わ……あ……」

【由貴乃】「ちょっ、見るなぁっ! それと、早くてどかして! んっ……下着の中で、もぞもぞしてないで!」

【肇】「ええっ!?」


下着の中……。

オレは由貴乃ちゃんのパンツの中に手を突っ込んでしまっていたのか。


【肇】「ごめん! 手が引っかかって……」


引き抜こうと必死で動かす。


【由貴乃】「んっ……ふぁぁ……」


その途端、由貴乃ちゃんの体から力が抜け、オレにしなだれかかってきた。

もはや拒絶する気力すら尽きたかのように、肩で息をしながら。

早くこの体勢から抜け出さないと。

そう思いつつも、オレの体にも変化が起こっていることを認めざるを得ない。

まずい……。


【由貴乃】「ん……なに? 何かが、あたって……」

【肇】「う、あっ……」


由貴乃ちゃんの手が、オレの下半身に触れる。

お腹のあたりにあたっていたようだ。


【由貴乃】「え……うそ……。これっ……!」


探ってみて気付いたのか、由貴乃ちゃんが息をのむ。


【肇】「えっと……その……」

【由貴乃】「えっ……え?」


信じられない、というような表情でオレの顔を見つめる。


【肇】「ご、ごめん……」

【由貴乃】「あっ……! って、どうして大島くんが謝るのよ! ……そうよ、こんなに近くに女の子がいるんだから、当たり前のこと……でしょ?」

【肇】「う、うん……そう、だね」


当たり前のこと……。

本当にそうだろうか。

他の女の子が相手でも、ドキドキはしただろう。

でも、今は目の前に由貴乃ちゃんがいて、その仕草が、声が――彼女の存在感全部が、とてつもなく艶めかしく思えるのだ。


【由貴乃】「ふぅん……。やっぱり男の子って、エッチなのね。こんなんじゃ、どうせいつも女の子のことをいやらしい目で見てるんじゃない?」

【肇】「そ、そんなことは……」


由貴乃ちゃんが、至近距離から睨んでくる。

顔が近づいて、潤んだような瞳が迫る。

吐息を感じて視線を移す。

柔らかそうな唇に目を奪われた。

花びらのようなそれは、何かを待ちわびているかのように開きかけのまま震えている。


【肇】「由貴乃ちゃん……?」


一瞬、彼女の中にオレの知らない気持ちをみたような気がした。


【由貴乃】「あっ……。ええと……とにかく、あなたみたいな欲求不満を放っておいたらクラスの中がエッチな空気でいっぱいになっちゃうわ。クラス委員として、そんなのは見過ごせない」


二人して何とか机の下から抜け出すと、由貴乃ちゃんが言った。


【肇】「はあ……」


欲求不満……確かに今の流れからは状況的に否定しにくいのだが、由貴乃ちゃんはオレを少し誤解しているところがある。

過去に一度、オレは由貴乃ちゃんの胸を思い切り揉んでしまったことがあるのだ。

もちろん事故だ。

教室で、オレはつまずいて転んだ由貴乃ちゃんに半ば押し倒されそうになり、二人して転倒することを避けるために必死に彼女の体を支えようとした。

しかしタイミングが悪く、偶然その手が胸をホールドする位置に来てしまっただけなのだ。

それ以来、彼女はオレと顔を合わせるたびに尖った視線を向けてくるというわけだ。

オレが何も言えずにいると、由貴乃ちゃんはお説教の続きをするように顔を上げてこちらをきっと見据えた。


【由貴乃】「だから……その……わ、私が何とかしてあげる!」

【肇】「え?」


言葉の意味が分からず、聞き返す。


【由貴乃】「大島くんの好きなように……させてあげるから」


由貴乃ちゃんはそう言うと、スカートの裾をつまんで、そっと引き上げた。


【肇】「わっ……」


さっき図らずも盗み見てしまった下着と太ももが、大胆にオレの目の前に晒された。


【由貴乃】「ほ、ほら……どう?」

【肇】「どうって……」


初めて生で見るスカートの中に、もはや視線は釘付けだ。

美しい曲線を描く脚……。

その魅力は、女の子らしいという言葉では足りない。

艶めかしい。

そして、そのさらに上。

白い肌を包むのは、危うげなまでに頼りない薄い布だけなのだ。


【由貴乃】「触っても、いいのよ……? ね、こっちに……」


由貴乃ちゃんは、片手でスカートを捲り上げたまま、近くにあった机に腰を下ろした。

恥ずかしそうに眉を寄せて、ちらりとこちらに視線を送る。


【肇】「由貴乃ちゃん……」


ゴクリと、喉が鳴る。

抗えない何かに突き動かされるように、オレは彼女のもとへ足を踏み出した。


【由貴乃】「……もう。あんまりエッチな目で見られると、私の体も、おかしくなってきちゃうじゃない……」


股間が反応したのを悟られたのか。

上気した頬に微かな笑みを浮かべ、由貴乃ちゃんはオレを見上げた。

そして、空いた方の手で片足を持ち上げる。


【由貴乃】「もっと、見せてあげる……」


思い切り足を開くと、体を後ろに倒して腰を前に突き出す。

今まで見えていなかった部分までもが露になった。

少し膨らんで布地を押し上げている部分があり、そのすぐ下が、内側からの潤いで下着の色がじんわりと濃くなっていた。


【由貴乃】「ふぁ……」


由貴乃ちゃんの口から、ため息のような吐息が零れる。


【由貴乃】「大島くんに見られて、こんなになっちゃうなんて……」


少し戸惑うように呟く。


【由貴乃】「女の子の体をこんなふうにするなんて。やっぱり放っておけないんだから」


口を尖らせて言った。

そして、足を持っていた手を、湿った部分のすぐ横から内側へ潜り込ませた。


【由貴乃】「んっ……」


そのまま邪魔そうに足の間の布をわきへ追いやっていく。

彼女の秘部が露になった。

淡く色づいた花弁のようになったそこは蜜が溢れ出ていて、オレを誘うようにピクンと動いた。


【由貴乃】「ねぇ、見て……興奮、する……?」


大胆な行動の割に、上目遣いに見上げてくる瞳は不安げに揺れている。

どうして、ただのクラスメイトであるオレのためにここまでしてくれるんだろう。

訳が分からなくて……。

もう何も考えられない。

オレは由貴乃ちゃんを机に押し倒した。

はだけた胸元に顔を押し付け、愛液まみれになったパンツを脱がせる。

すでに熱い液で濡れているそこを、後ろから手を入り込ませて指でこする。


【由貴乃】「ひゃっ、ちょっと……あんっ……いきなり……はぁんっ……ばか」


クリトリスを指で挟み、くにくにとこねる。


【由貴乃】「あっ、やんっ……そんな手つき……あぁんっ……ほんとにっ、あぁっ……エッチなんだから……」


いやいやと頭を振ってはいるが、淫らに揺れる腰は甘えるようにオレの愛撫を受け入れていた。


【肇】「由貴乃ちゃんが、あんなふうに誘うから……止まらないよ」


もう片方の手でシャツとブラジャーをたくし上げ、胸を露出させる。

張りのある乳房が解放されてぷるんと揺れた。

艶めかしいピンクに色づいた先端は、ちょこんと上を向いて立っている。


【由貴乃】「あんっ……私の体、大事なところ……全部大島くんに……見られちゃうなんて……」

【肇】「由貴乃ちゃん……」

【由貴乃】「でも……いいの。大島くんはいろんな女の子のこと、エッチな目で見てるかもしれないけど、私はその中の、誰よりもいろんなこと、させてあげられるんだから」

【肇】「クラスの……ために?」

【由貴乃】「……そうよ。決まってるじゃない」


由貴乃ちゃんはそう言って微笑むと、腕を胸の下につけて見せつけるように持ち上げた。

谷間が強調され、剥き出しの乳首がオレの目の前に押し出される。

俺は、一瞬夢中で手を伸ばしかけたが、制止する。

由貴乃ちゃんの表情に、どこか悲しげな陰を見つけたからだ。


【肇】「うそだ……」


俺は呟いた。


【由貴乃】「えっ……?」


目を瞬く彼女の唇に、オレは自分の唇を重ねる。


【由貴乃】「んっ……」


由貴乃ちゃんがオレにここまでしてくれる理由――。

今思いあたったそれは、自分でも笑ってしまいそうなくらいありえない。

でも、間違っていたとしても、今は彼女の表情を少しでも変えたかった。


【由貴乃】「んむっ……ふぁ……っ、は、放しなさい!」


いきなりキスをしたオレを、由貴乃ちゃんは思った通り、驚いた顔で見つめた。

きっと、このあとオレが言う言葉には、怒ってくれるだろう。

それでいい。

とにかく、無理して笑うのは、やめて欲しかった。


【肇】「今の、由貴乃ちゃんの唇の感触……オレが起きたときに感じたのと同じだ」

【由貴乃】「えっ……」

【肇】「あのとき、どうして寝ているオレにキスなんてしたの?」

【由貴乃】「あっ……それは……」

【肇】「由貴乃ちゃんは……オレが好き。違う?」

【由貴乃】「あ……あ……」


由貴乃ちゃんは、もともと火照っていた顔をさらに真っ赤に染めてオレを見ている。

少なくとも、悲しみの表情は消えていた。

オレは思惑が成功したのを感じるとともに、はたかれるのを覚悟した。


【由貴乃】「……そうよ」

【肇】「……ん?」

【由貴乃】「私がキスしたの。大島くんのことが、好きだから……」

【肇】「え……ええっ!?」


予想外の言葉に驚く。


【由貴乃】「起きた時に気付いたと思ったのに……全然気付かないんだから」


恨めしそうに言われ、オレはあのときのことを思い出す。


【肇】「あっ……ごめん……」


残念そうな顔には、そんな理由があったのか。


【肇】「じゃあ、本当にオレのことが……」

【由貴乃】「……っ」


由貴乃ちゃんは顔を泣きそうに歪めて黙り込んでしまう。


【肇】「オレは……嬉しいよ」

【由貴乃】「えっ……?」

【肇】「いや……その、実は嫌われてるのかと、ちょっと思ってて……よくオレのこと、怒ったみたいに見てたから……」

【由貴乃】「そ、それは……本当は普通に話しかけたかったけど、どうすればいいかわからなくて……あんなことも、あったし」


あんなこと、というのは例の事故のことだろう。

確かに、事故とはいえ突然セクハラまがいのことをした相手と普通に接するのは、女の子にとっては無理があるのかもしれない。

思えば、彼女はそれでもオレと距離を縮めようとしてくれたわけだ。

不器用なりに。


【肇】「ありがとう、由貴乃ちゃん」

【由貴乃】「え……? あっ……」


オレは彼女を抱きしめた。

たまらない愛しさが込み上げてくる。


【肇】「オレも由貴乃ちゃんと、もっと仲良くなりたいと思ってたんだ」

【由貴乃】「大島くん……。お、女の子なら誰でもいいんじゃなくて!?」

【肇】「違うよ。由貴乃ちゃんが、愛しい」

【由貴乃】「は……ぅぅ……」


オレの言葉に、彼女は湯気が出そうなくらい熱くなった頬を手で覆う。


【肇】「これからも、オレと一緒にいてくれる……?」


ただのクラスメイトとしてではなく、恋人として。


【由貴乃】「……うん」


顔を上げると、オレの腕の中ではにかむようにほほ笑んだ。

ちょっと気の強そうな目元が、今は幸せそうにほころんでいる。


【由貴乃】「大島くん……好きよ」

【肇】「由貴乃ちゃん……」


細い肩を抱き込んだまま、見つめ返す。

どちらからともなく、今日三回目のキスをした。


【由貴乃】「んんっ……ふっ……ぁっ……はぁっ……んむぅ……っ」


呼吸の間さえ惜しむように、由貴乃ちゃんは必死に舌を絡めてきた。

オレの方から絡めとると、切なげに眉を寄せ、つま先立ちで応えてくれる。


【由貴乃】「ふぁっ……大島く……はぁっ……んむっ……ぁんんっ……好き……ふぅんっ……」


可愛すぎて、もう止められない。


【由貴乃】「あっ……やんっ……」


オレは由貴乃ちゃんの下着をつけていないお尻に手を忍ばせた。

小さくて形が良い。

両手で包み込むように覆えてしまう。


【由貴乃】「ふゃっ……あんっ……エッチ……あぁんっ……」


そして、果実のようなそれを揉めば揉むほど、女性器からは蜜が溢れ出てくる。


【由貴乃】「やっ……あんっ、ぐりぐり……しないで……」


もとからびしょ濡れだったそこは、オレの指を抵抗なく受け入れた。

それはきっと、もう十分に男を受け入れる準備ができているということ。


【由貴乃】「あぁぁっ……も……おかしくなっちゃ……あぅっ……はぁん……」


今まで垂れ流されていた愛液は、由貴乃ちゃんの脚まで伝っている。

由貴乃ちゃんを机に座らせると、オレはこちらも負けずにその気になっているペニスを取り出し、とろけた入り口にあてた。


【由貴乃】「んっ……ああっ……ふぁぁっ……ああぅっ……んんんっ、すご……あついの、入ってくるよぉ……はぅぅんっ……」


押し開いていく内壁は、絡みついてオレを奥まで誘い込む。

強烈な快感が腰に伝わってくる。

すぐにでも射精してしまいそうなのを、必死にこらえて尋ねる。


【肇】「……大丈夫?」


まだ先端が入っただけだが、締め付けはきつくなってきている。


【由貴乃】「はぁっ、はぁっ……んっ……平気、だから……ちゃんと、私を大島くんのものに……して……」


甘いだけではない、苦しげな吐息が混じり始めている。

それでも、由貴乃ちゃんはオレを受け入れようと下半身に微かな力を入れた。


【由貴乃】「ね……? お願い……」

【肇】「わかった」


少しでも気を抜くと、快感に飲まれて腰の動きが荒くなってしまう。

オレは、慎重に由貴乃ちゃんの中にペニスを進めていった。


【由貴乃】「あ……あっ、あっ……あぅ……んんんっ」


圧迫感があるのか、彼女は眉を寄せて、目をギュッと閉じる。


【由貴乃】「んっ、んんっ……はぁっ、ぅぅんっ……はぅ……」


オレが交わりを深くしていくのを助けるように、由貴乃ちゃんも動きにくそうな体勢のまま腰を動かす。


【肇】「無理しないで」

【由貴乃】「これくらい、何でもない……。初めては痛いって、ちゃんと覚悟できてるんだから……」


健気に言う彼女に、胸が締め付けられる。

それと同時に、由貴乃ちゃんの処女を奪うことを許された喜びが込み上げた。


【由貴乃】「んっ……もっと……大丈夫だから……はふぅっ……」

【肇】「由貴乃ちゃん……」


由貴乃ちゃんの額が、オレの胸に押しあてられる。

オレはそっとその頭をなでると、そのまま抱き込む形で体を引き寄せた。


【由貴乃】「んぁっ……あぁっ……」


その勢いで、オレのペニスはきつくなっていた内壁を一気に広げて入っていった。


【由貴乃】「ふぁぁっ……あぅぅ……いま……すごい、きた……」


すると、そこでふと、硬い感触に行き当たったのを感じる。


【肇】「これは……」

【由貴乃】「んっ……たぶん……私の、処女膜……」


男女が一つになるための、越えなければならない隔たり……。

それとともに、女性がただ一人にだけ許すことができる、初めての証でもある。


【由貴乃】「大島くん……奥……きて……」

【肇】「由貴乃ちゃん……」


由貴乃ちゃんは、オレの首に両腕を回して言った。

股間の密着度も上がり、由貴乃ちゃんの中にあるオレのペニスが処女膜を突き上げる。


【由貴乃】「はぅ……ふぅっ……ね?」


耳元でささやかれると、不思議なくらい抗えなくなる。

オレはうなずくと、由貴乃ちゃんの背中に腕を回し、しっかりと抱き返した。


【由貴乃】「あっ、ああっ……うっ……あぅっ……」


抵抗を押し切って、侵入していくことに集中する。

力を強めると、苦痛の声が上がった。


【肇】「もうちょっとだよ……由貴乃ちゃん」

【由貴乃】「あああぁっ……い、痛っ……うぅっ……」


首にすがりついてくる彼女を、せめて精一杯の力で受け止める。

下から押し上げながらも髪をなでていると、少しだけ声が穏やかになった。


【由貴乃】「ふぅっ……はぁっ、はぁっ、はぁっ……優しい手……嬉しい……」


オレはその手を止めないまま、最後の抵抗を突き破った。


【由貴乃】「ああああぁっ……やっ……いっ……あぅっ……んんんんっ……」


激しく息を喘がせながら、由貴乃ちゃんが悲鳴を上げる。


【由貴乃】「はぁっ、はぁっ……あぅ……ぜんぶ、入ったの……?」

【肇】「ああ」


薄く目を開け、不安そうに彼女が聞く。

オレの陰茎は、完全に由貴乃ちゃんの中に収まっていた。


【由貴乃】「これで……一つになれたのね……」

【肇】「そうだよ……」

【由貴乃】「よかったぁ……」


痛みから、目には涙が浮かんでいる。

オレはそれを指でそっと拭って、力の抜けた体を抱きとめる。


【肇】「辛くなくなるまで、少しこのままにしておこうか」

【由貴乃】「でもっ……」


オレの言葉に、由貴乃ちゃんは少し慌てたように顔を上げる。

しかし、少しの刺激でも痛みがあるらしく、顔を歪めた。


【由貴乃】「私だって、大島くんを気持ちよくしたい……」


悔しそうに言う。

オレのペニスを飲み込んだ入り口からは、愛液に混じって鮮やかな血が垂れている。


【肇】「このままでもすごく気持ちいいし、オレは由貴乃ちゃんが受け入れてくれたことが嬉しいよ」

【由貴乃】「大島くん……」


オレは、下半身をあまり刺激しないようにしながら、ゆっくり、なでるように彼女の体をまさぐった。

さっき、由貴乃ちゃん自身の手であられもなく開かれた胸元から、乳首がのぞく。


【由貴乃】「あんっ……くすぐったい……ふぁっ、やぁんっ……」


一度は我慢した衝動が、再び押し寄せてくる。

オレは体を手で支えながら、舌でピンクの尖りを愛撫した。


【由貴乃】「あっ、んゃっ……あぁんっ……んっ……だめぇっ……もう……!」


押し返されても、しつこく吸い付く。


【由貴乃】「んんんっ……ちょっと……やんっ……放してっ……も、変態!」


軽く歯を立てると、腰のあたりからびくんと振動がくる。


【肇】「中、動いてる……」


気が付くと、オレのもの深々と入り込んだそこは、もの欲しそうに緩急をつけて締め付けを始めていた。


【由貴乃】「ぁん……どうしよう……」

【肇】「どうかした?」

【由貴乃】「体が……変なの……」


そう呟くと、由貴乃ちゃんはオレの腰に脚を絡め、自分の腰を押し付けた。


【肇】「わっ?」


驚くオレを、どこか熱く潤んだ瞳で見つめる。


【由貴乃】「はぁんっ……気持ち、いいの……あぁぁんっ……大島くんに、エッチなことされて、すごく……私、感じちゃう……あふっ……うぅんっ」


視線にゾクゾクする。

まるで彼女の中で、何かの歯止めが取れたようだ。


【肇】「由貴乃ちゃん……」


快感のにじみ出た声を上げて、愛液のしたたるおまたをもじもじオレの腰にすり合わせる。


【由貴乃】「大島くんの……奥まで咥え込んで、いっぱい動いてもらいたいの……んぁぁっ……」


痛みの表情は消え、代わりに悩ましい表情でエッチなおねだりを口にする。


【由貴乃】「私、初めてなのに……あんっ……こっちのお口……おかしくなっちゃったみたい……ふぁっ……あふぅんっ……」


戸惑うようにきゅっと眉を寄せながらも、その顔は快感にとろけていた。


【肇】「動くよ……」

【由貴乃】「ふぁっ、あぅっ……んっ、気持ち……ひゃんっ……あっ、あぁんっ」


由貴乃ちゃんの方から動いてほしいと言ったのだ。

オレは堪らない気持ちで腰を揺すった。


【由貴乃】「あっ、あっ……あぅっ……あぁんっ、大島……くんっ……んぁっ、好きぃ……」


強すぎる快感に、もはやオレの欲望は爆発寸前だ。


【肇】「由貴乃ちゃん……オレ、もう……」

【由貴乃】「いっちゃいそう……なんだよね? あんっ……私のお腹に……ちょうだい……。大島くんの精液……はぁっ……出して……」


そこまで言われて、止まれるわけはない。

オレは誘惑に飲まれるように、由貴乃ちゃんの膣内を強く突き上げた。


【由貴乃】「んっ、あああぁっ……はぁぁんっ……はぁっ、はぁっ……」


彼女の中に、勢いよくオレの精液が放出されていく。


【由貴乃】「はぁっ、はぁっ、はぁっ……や……止まらない……あんっ……あついぃ……」

【肇】「ご、ごめん……初めてなのに、止められなくて……」

【由貴乃】「……はぅぅんっ……あぁ……ふぅ……」


由貴乃ちゃんはびくんと体を震わせると、とろんとした目でオレを見返した。


【由貴乃】「なんか……すごい……大島くんの、受け止めた瞬間、私の体からも、熱いの……抜けていって……」

【肇】「え……」

【由貴乃】「私も……いっちゃった……みたい」

【肇】「そ、そっか……」


ということは、あれが由貴乃ちゃんの、絶頂を迎えた顔……。

オレは今はまだ鮮明に覚えているそれを、決して忘れまいと記憶に焼き付けた。


【由貴乃】「あっ……大島くんの精液、私たちの繋がったところからあふれてる……」

【肇】「え……」

由貴乃ちゃんは、繋がりっぱなしになっているそこから流れ出る白い液を指ですくい取り――ぺろりと舐めた。

【肇】「由貴乃ちゃん!?」

【由貴乃】「ん……ちょっと苦い……けど、これが、大島くんの……」

【肇】「由貴乃ちゃん……」


本当にもう、さっきからの彼女はエッチすぎる。

今までのオレに対する態度からは信じられない。

しかし、それもすべて、不器用な性格に隠されて見えなくなっていただけなのだ。

今まで素直になれなかった反動なのかもしれない。

オレはもう一度由貴乃ちゃんを抱きしめた。

唇を重ね、笑い合う。

再びうずきだす腰に意識がすっかり行ってしまう前に、由貴乃ちゃんはオレの目を見ていった。


【由貴乃】「ね……これからは、肇って呼んでいい?」

【肇】「もちろん」

【由貴乃】「ふふっ……大好き、肇っ!」


 
 
 

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