生徒会長・クール(Hシーンあり)
- まき田お茶子
- 2021年4月27日
- 読了時間: 17分
【涼一】「会長。こっちの書類は、職員室に持って行けばいいですか」
【美南】「ああ。まとめておいてくれたのか。助かる。でも、あとで大丈夫だ。私もそろそろ仕事が終わるから、一緒に行こう」
【涼一】「はい」
放課後の生徒会室には、二年で庶務のオレと、会長の二人しか残っていなかった。
【美南】「悪いな、秋野。私が個人的に請け負った仕事まで手伝ってくれて」
【涼一】「いえ。どうせオレ、暇ですから」
【美南】「いつもありがとう。助かっている」
そう言ってほほ笑んだのが、この学校の生徒会長、藤原美南先輩だ。
【涼一】「いえ……そんな」
オレは目が合ってつい、顔を隠すように俯いてしまう。
見惚れていたことに、気づかれただろうか。
【美南】「ずいぶん時間がかかってしまったな……」
茜色に染まった窓の外を見て、会長が言った。
涼しげに整った横顔が夕日に照らされて、どこか幻想的な雰囲気を醸し出している。
【美南】「今日はこれくらいにしておこうか」
会長は呟くと、椅子の上で体をそらした。
自然に組まれた長い脚や、大きく張り出した胸に、つい目が行ってしまう。
【美南】「ところで、秋野」
【涼一】「はいっ!」
名前を呼ばれて、オレは慌てて視線を引きはがした。
会長は机に頬杖をつき、どこか悩ましげに小さくため息をついた。
【涼一】「会長……?」
いつもは鋭い瞳が、長い睫毛の奥で迷うように揺れている。
【美南】「秋野は、部活とかやってなかったよな。さっき、暇だって言ってたけど……」
【涼一】「やってないです。生徒会で十分充実した学園生活を送っているので」
【美南】「そうか……。じゃあ、彼女は……恋人はいるのか?」
【涼一】「はい?」
オレは思わず聞き返した。
【美南】「たまにはいいだろう、仕事と関係ない話をしても。で、どうなんだ。付き合ってはいなくても、気になる相手はいないのか」
【涼一】「えっと……それは……」
会長は、どこにそんなに好奇心をそそられたのか、こちらに向き直ってオレを見つめている。
会長の目が、まっすぐにオレを……。
それだけでもたじたじしてしまうのに、今の質問は――答えに困る。
いや、まて。
この時点で焦る必要はない。
当たり障りなく、正直に答えればいい。
【涼一】「恋人はいません。でも……気になる人は、います」
そういう意味で気になる相手なんて、一人しかいない。
藤原先輩、あなたです――と言えてしまえれば、そもそもあの質問くらいでこんなにドキドキしたりしないのだ。
情けないが、今のオレにはとてもできはしない。
遠くから見ているだけで十分幸せなのだ。
【美南】「そう、か……」
オレの答えをどう思ったのか、会長は呟きながら瞬きを繰り返した。
【涼一】「か、会長のほうこそ、どうなんですか」
勇気を振り絞り、オレは訪ねた。
【美南】「……」
オレはすがるような思いで答えを待つ。
【美南】「私も、恋人はいない」
【涼一】「そ、そうでしたか……」
胸をなでおろした。
会長ほどの美人なら寄ってくる男は多いだろうが、会長のストイックな性格を考えればその答えも納得できる。
とにかく、安心した。
【美南】「秋野」
【涼一】「はい?」
【美南】「好きな相手がいると言ったが、片思いなんだな?」
【涼一】「そうですけど……」
【美南】「それなら、遠慮はいらないな」
【涼一】「え……?」
【美南】「ちょっと聞きたいんだが……秋野は、どう処理してるんだ?」
【涼一】「処理?」
何の話かまったくわからず、オレは首をひねる。
会長は少しだけ考えるような間を置いた。
しかし、すぐに向き直り、はっきりと言った。
【美南】「欲望の」
【涼一】「うぶっ……!」
驚きのあまり噴出したオレに、会長は真顔でさらに言う。
【美南】「男なら、誰だって溜まってくるものなんだろう? 恋人がいれば、してもらったりするんだろうけど」
【涼一】「いや……まぁ、想像でいろいろ……自分でしたり、ですけど……」
自分でも何を言っているかわからなくなりながら、何とか言葉を引っ張り出す。
【美南】「私じゃ、ダメか?」
【涼一】「は……?」
【美南】「私では、秋野の相手はつとまらないだろうか」
【涼一】「え……ええっ?!」
今度こそ本当に耳を疑った。
何も言えずに固まっているオレに、会長は歩み寄る。
【美南】「秋野……」
オレの手を取り、会長は自分の胸に押し当てた。
【涼一】「か、会長……!」
柔らかい感触が手に伝わり、一瞬で頭の中が煮えたようになる。
このまますべてをその豊かな膨らみに預けてしまいたくなる。
しかし、使い物にならなくなった頭の中で、なけなしの理性がそれを許さなかった。
【涼一】「会長! な、何してるんですか!」
慌てて手を引き戻す。
すると、会長は首を傾げた。
【美南】「これでも、電車の中では不自然によってくる男たちに苦労しているんだが……。秋野にとって、やはり私の胸では魅力がないか」
【涼一】「い、いや……そういうわけでは……」
むしろ、会長に近寄ってくる男の気持ちがよくわかるくらいだ。
そこでオレは気づいた。
落ち着き払った口ぶりとは裏腹に、会長の視線はどこか所在なさげにさまよっている。
白い頬が、今は夕日に負けないくらい、恥じらいの色に染まっていた。
【涼一】「会長……」
オレが呼びかけると、会長ははっとしたように顔を上げた。
そして、濡れたような瞳にいつもとはちがった、艶やかな光を宿してオレを見つめる。
【美南】「秋野。一度だけチャンスをくれないか。私が秋野を気持ちよくさせてみせる。だから……」
【涼一】「き、気持ちよくって……」
【美南】「私を、抱いてくれないか」
【涼一】「か、かいちょ……っ」
【美南】「私のことは嫌いか?」
両腕と胸で、オレを包み込むようにしながら、会長が言う。
【涼一】「いや、全然きらいじゃないです……」
頭が働かなくても、そこだけは反射的に否定していた。
【美南】「なら、いいだろう……? 大丈夫。きっと、うまくやってみせるから……」
少しだけ背伸びした会長が、ほとんど変わらない高さにきたオレの耳に唇を寄せてささやいた。
頭の芯がとろけそうになる。
【美南】「秋野……」
会長が再びオレの手を取る。
もう片方の手で、自分のシャツのボタンを上から三つ外す。
眩しいくらいに白い肌が、窮屈そうな谷間が、一気に目に飛び込んできた。
無意識にゴクリと喉を鳴らしてしまう。
すると、会長はそのままオレの手をそこへ――谷間に、突っ込んだ。
【涼一】「ふおぉ……」
柔らかく、しっとりとしていて、温かい。
どこからか甘い香りまで漂ってきて、オレはすっかり夢中で今、この瞬間を享受した。
【美南】「んっ……どうだ? さっきは逃げられたが、こうしてみると、意外と私のこれも……んんっ……悪くないだろう?」
【涼一】「か……いちょぉ……」
まずい。
ゆであがった頭以上に、別の場所に血液が集まっていくのがわかる。
【涼一】「あ、あのっ! 会長! まずいですよ、こんなこと……」
【美南】「ん……それもそうだな。ちょっと待っていろ」
そう言って会長は歩き出した。
手が解放され、ひとまず安堵するものの、会長はすぐに戻ってきた。
【美南】「カギは閉めたから、安心していい」
【涼一】「そういう問題じゃ……」
すると会長は、不満げに眉を動かした。
【美南】「ここまでしても、秋野は私にその気にならないんだな」
体はもうとっくにその気だけど、わずかに残った理性が、吹っ飛ぶ直前で頑張ってるんです……。
【美南】「しかたがない。それなら、こっちも本気だ……」
【涼一】「会長! それはダメです! 本当に!」
床に膝をつくと、会長はオレの腰に手を回す。
そのまま前を探られて、オレは強すぎる快感に耐えた。
【美南】「ふふ……今、ここがぴくって……」
オレの股間に顔を近づけたまま、会長は嬉しそうにほほ笑んだ。
【美南】「熱くて硬い……。思っていたよりは、感じてくれていたのかな……?」
【涼一】「それは……男なら当たり前っていうか……。会長がすごく、色っぽいから……」
【美南】「本当に……?」
【涼一】「誰だって思ってますよ……」
【美南】「よかった……」
今度はしっかりと顔を上げて、会長が笑った。
その顔がすごく艶めかしくて、その上見下ろした拍子に大きく開いた胸元から谷間が見えて――オレはとうとう堪らなくなった。
会長は、オレが無抵抗になったのをいいことに、ズボンの前を開いていく。
【美南】「わ……」
いきり立ったオレの下半身を見て、会長は小さく息をのんだ。
【美南】「すごい……こんなになっている……」
【涼一】「会長、オレ……もう苦しいです」
【美南】「あ……そうか。えっと……」
オレが促すと、会長は戸惑うようにおずおずとそれに両手を当添えた。
細くしなやかな指が、絡みつくようにオレのペニスを包み込む。
【涼一】「うっ……」
ゆっくりと、指が動く。
根元から先端まで、繰り返して念入りに撫で上げられる。
【美南】「どんどん濡れてきてる……」
情熱的に愛撫しながらも、オレの反応を見ていたのか、指の動きは次第に変わってきた。
ただ撫でるだけではなく、特定の場所を行き来したり、軽く握り込んだりするようになってきた。
そのたびに、オレは射精しそうになるのを何とか抑える。
【美南】「まだ足りない……か」
会長はそう呟き、一度動きを止めた。
そして次の瞬間、会長が顔を近づけたかと思うと――そのままオレのペニスに唇を押しつけた。
【涼一】「会長っ!」
【美南】「んっ……ちゅっ……ぅんっ……はぁ」
みずみずしい、果実のような唇が、オレの欲望に吸い付いている。
卑猥すぎる光景に、目眩すら覚えた。
【美南】「れろっ……ちゅぅっ……ずずっ……んはぁっ、んむっ……」
オレの体液をすすりながら、舌で刺激を与えてくる。
【美南】「秋野……んっ、どうだ? 気持ち、いいか……?」
【涼一】「いい……いいに、決まってます……会長っ」
【美南】「よかった……んちゅっ……もっと、してやる……」
いうや否や、会長はオレのペニスを咥え込んだ。
【涼一】「うぁっ……」
【美南】「んむっ……ふぁ……すごい……あきの……の、においが、口いっぱいに……」
【涼一】「くぅ……」
温かい口の中の感触が直に伝わってくる。
【美南】「ちゅぷっ……うんんっ……ふぁ……んん……おいひ、のに……はいりきらな……うぅっ」
オレの体液に混じって、会長によだれが根元のあたりまで伝ってきた。
【美南】「ぅんっ……や、もっと……ぅくっ……んんんっ……」
【涼一】「ぅっ……会長ぉ……」
【美南】「ふぁっ……あきの……あむっ……んむむっ……はんっ……ひもひ……いい?」
【涼一】「いいです、会長……。もう、オレ……」
【美南】「ちゅぱっ……出して……。私の口で、いって……はぁっ、お願……んっ……ちゅぅぅっ」
オレに吸い付いたまま、視線だけを上げて、こちらを見上げる。
ああ……。
オレもこの顔を、精液で汚してしまいたい。
艶めかしく上気した頬に、欲望をたたきつけて……。
【美南】「んっ……ちゅぷっ、早く……秋野の……欲し……」
会長も、それを望んでいる。
美しい会長の顔を見ると背徳感も押し寄せるが、それすらも興奮に飲み込まれていく。
【美南】「じゅっ……うんんっ……じゅるっ……ぁんっ、じゅぅぅっ……んっ、んんんっ……!」
【涼一】「うっ……ああぁっ」
ひときわ強く吸い上げられたとき、オレはついに下半身の熱を放った。
会長の口の中に……。
【美南】「ふぁっ……んんんんんっ……んあっ、あつい……」
勢いよく放出されるオレの精液は、会長の口からこぼれ、その頬にまで飛び散った。
【美南】「あんん……秋、野……」
こくんと喉が鳴る。
トロトロになったその顔を、どこか切なげに歪めて、会長がオレの名前を呟いた。
細いあごを伝い、白い液体は胸元まで垂れていく。
抱きしめてほしいとでも言うように、床に座り込んだ会長は、オレに両手を差し出している。
無意識なのか、うっとりとしたような表情を浮かべて。
オレは誘われるようにその手を取り、会長を強く抱きしめた。
そして、普段とはあまりにも違う、こんな様子の会長を前にして、これで終わりにできるはずもなく……。
【美南】「んっ……ぁっ、ひゃっ……」
オレは会長のスカートの中に手を入れて、お尻を揉んだ。
【美南】「あんっ……ぁっ、ああっ、はあぁぁっ、んん……」
足の間に指を入り込ませると、下着がじんわりと熱い液で濡れていた。
オレが指を動かすたび、会長は体をびくびくと震わせながら、太ももをこすり合わせる。
濡れた下着ごしにおまたをいじる。
舌っ足らずで声を震わせる会長の様子は、なんだかおもらしをしてしまった子供を連想させた。
凛々しくて、近寄りがたい印象さえ受ける会長が、こんな姿をオレに見せるなんて……。
【美南】「ひぁっ! あっ、ああぁんっ、そこ……あ、だめぇ……」
少し出っ張ったところを軽く引っかくと、高い声が切れ切れに上がった。
【涼一】「会長……。可愛いですよ……」
いつもなら恐れ多くて言えない言葉を、会長の髪に鼻先を埋めるようにして、耳元でささやく。
【美南】「あっ、んっ……やだ……そんなこと、言うな……私なんか……」
途端、会長ははっとした顔で、逃げるように俯いた。
【涼一】「どうしてですか。会長が可愛すぎて、オレはもうおかしくなりそうなんです」
【美南】「はぁっ、ぅんんんっ……恥ずかし……だって、こんな私が……あぁんっ……変、だろう?」
【涼一】「いいえ。こんな反応が見られて、すごく嬉しいです」
正直、少し以外ではあった。
会長の反応が初々しいことが。
大人っぽくてきれいな会長の、新たな一面を見つけられた。
【涼一】「会長?」
様子が気になって、少しだけ指の動きを止める。
【美南】「はぁ、はぁっ……仕方が、ないんだ……。男の人と、こんなことしたの、初めてなんだから……」
【涼一】「会長……」
初めてって……それじゃあ、会長は、オレに処女を奪わせてくれるということか。
【美南】「緊張しているところを見られたくなかったけど……秋野のことが、好きなんだ」
【涼一】「嬉しいです……」
【美南】「あっ、ひゃんっ……あぁっ……!」
これ以上言われると、もう本当にどうしていいかわからなくなってしまう。
この幸せを、一体どう受け止めればいいのか。
オレは背中に回した手にぐっと力を込め、再びスカートの中に忍ばせた指を動かし始める。
【涼一】「オレも会長のこと、いつも見てました。大好きです、会長!」
【美南】「あ、秋野っ……!? あっ、あぁぁ……んんんんっ……や、もう、私……あっ、ああぁんっ……」
下着に手をかけ、一気にずり下げる。
【美南】「あ……」
スカートも脱がせ、会長の下半身があらわになった。
抱き上げるようにして机の上に座らせる。
【美南】「あぅっ!」
足を持ち上げ、そっと開かせる。
【美南】「そ……そんな近くから……」
困ったような抵抗を抑え、オレは自分の体を入り込ませた。
会長の秘所に顔を寄せ、正面から覗き込んだ。
花びらのように重なり合ったやわらかそうな肉が見える。
オレの視線に反応するかのようにぴくぴくと動いている。
【涼一】「会長のここ、すごく濡れてる……」
【美南】「秋野のことが……欲しいから……」
会長はそこに自分で手を伸ばすと、ゆっくりと濡れた花弁を広げて見せた。
とろとろの粘液が糸を引いて光っている。
【涼一】「会長……」
【美南】「んんっ! んぁっ……」
舌を出し、舐めてみる。
絡みつく蜜は甘やかで、舌を重ねるごとに湧き立つ香りが濃くなってくる。
これが女の子の匂いなんだ。
思わず夢中になりかけるが、次第に会長の腰の動きが、焦れたように切なげになってきているのに気が付く。
【涼一】「会長……。オレが処女を奪って、いいんですか」
【美南】「いいって、言っているだろう……。私は、秋野がいい……」
【涼一】「会長……」
オレは、もうすっかり硬さを取り戻しているペニスを会長の入り口に当てた。
【美南】「んっ……んあっ、ああぁ……」
ゆっくりと腰を前へと進めていく。
【美南】「あぁぁ……はぁっ……んっ……んんっ」
会長は眉を寄せて、悩ましげに体をくねらせている。
【涼一】「痛く、ないですか?」
【美南】「ふぅっ……んっ……平気だ。秋野がやさしくしてくれてるのがわかる……」
会長はそう言ってほほ笑んだ。
【美南】「でも……あまり気を遣わなくていい。私が、秋野を気持ちよくさせたいんだ」
会長は足をオレの背中に回し、きゅっと引き寄せた。
【涼一】「あっ、会長……」
まだ先端しか入っていなかったオレのペニスが、ぐりっと中に押し込まれる。
【美南】「ああっ、んんっ……はぁっ、はぁ……。だから……」
そのまま前かがみになったオレの手を取る。
そして自分も身を起こして体をくっつけた。
柔らかな胸が密着し、下半身の結合もより深くなる。
【美南】「ああぁっ……ふっ、ぁっ、んん……」
【涼一】「か、会……長っ……!」
途端に強い快感に襲われる。
腰を揺すりたくなるのを必死にこらえた。
【美南】「ふっ、はぁっ……まだ、んっ……もっと、奥まで……」
【涼一】「会長……そんな……」
無理をしないでください、と言いかけて、オレは言葉を飲み込んだ。
会長の目には、熱や涙だけではなく、切実な光が浮かんでいた。
汗を浮かべ、きれいな黒髪を乱してまで、オレを受け入れようと必死になっているのだ。
オレは黙って、慎重に、しかし着実につながりを深くしていく。
【美南】「んっ……あ……」
ふいに膣内の抵抗が強くなった。
締め付けてくる力だけでなく、これ以上の侵入を阻む確かな反発に行き当たった。
【涼一】「これって……」
会長の処女膜――初めての証だ。
【美南】「これを、破れば……あっ!」
会長が腕にぐっとちからを入れる。
しかし、押し返してくる抵抗は思っていたより強い。
【美南】「んんんんっ、ぅあっ……ふっ、はぁっ、はぁっ……」
しかし、会長は力を緩めようとしない。
オレもそれに応えるように、少しずつ力を加えていく。
【美南】「ふっ、ああっ……」
会長の声にも、苦しそうな響きが強くなっていく。
オレは会長の汗ばんだ頬に手を添えた。
せめて、会長がオレのために頑張ってくれているのを見守っていることを伝えたい。
すると、会長はオレの手に両手を重ね、きゅっと握った。
【美南】「ふぅっ……秋野……っあ……ああああぁっ、くっ、ぅあっ!」
会長が鋭い悲鳴を上げる。
メリメリという、何かが裂けていくような感触があった。
【美南】「くうぅっ……はぁっ、はぁ、はぁ……ああぁ……」
【涼一】「会長……」
【美南】「秋野……私は……はぁっ……ちゃんと、できたのか?」
【涼一】「全部、入りましたよ。会長……」
【美南】「そうか……ぅんっ……はぁっ……」
会長は涙の浮かんだ目で笑顔を向けると、荒く息をついた。
しかし、呼吸を少しの間整えると、すぐにまた体を起こそうとし始めた。
【涼一】「会長……まだ……」
【美南】「んっ……大丈夫だ……。秋野……ぅんっ……待っていろ……。すぐに私が、気持ちよくして……」
会長は眉を寄せながらも、もぞもぞと腰を動かし始める。
【美南】「ううんっ……く、あぅ……んんっ……ふぁ……んぁぁっ……」
【涼一】「ぅっ……気持ち、いいです……」
【美南】「そうか……んっ、私も……少しずつ、よくなってきてる、から……ぁん……大丈、夫……」
【涼一】「痛く、ないですか……」
【美南】「通った瞬間は……その、少し辛かった……でも、動いてるうちに……はぁっ……気持ちいいほうが強くなってきてるから……んんっ」
【涼一】「そう、ですか……。よかった」
とはいえ、体勢のせいもあって、自分で動くのは辛そうだ。
会長が平気だというのなら、今度はオレが感じてもらう番だ。
オレは小刻みに腰を引いたり押したりを繰り返してみる。
【美南】「あっ、あっ、あぁっ、んっ、あんっ……」
動きに合わせて、会長があえぐ。
いつの間にか、苦痛の色はかなり薄れていた。
【美南】「ああんっ……だめ……。力、入らなくなる……私ばかりが……あうっ、気持ちよくなってる……」
【涼一】「俺も気持ちいいです。会長」
愛おしく仕方がなくなり、オレは会長を抱きしめた。
【美南】「あぁぁ……秋野……」
目が合って、どちらからともなく唇を重ねた。
【美南】「んっ……ちゅっ……ふぁっ……あん……秋野……」
オレを捕まえる会長の足に、ぐっと力が込められる。
会長が感じている。
そう思うとオレも嬉しくなり、腰の動きを少しずつ激しくしていく。
【美南】「あんっ……はぁっ、あぁぁっ……ぁふっ……はぁぁんっ……」
身を起こしていられなくなったのか、会長はオレにしがみついたまま後ろに倒れ込む。
柔らかな拘束は心地よかったが、少し動きにくい。
オレはそっと背中に回された会長の手を離すと、自分の手を重ねる。
そして、腰の抜き差しに力を込めた。
【美南】「ああぁぁぁっ……んぁっ……ああんっ……ふぁぁっ……あうっ……ひぁぁっ」
会長の大きくて魅力的なおっぱいが、オレの動きに合わせてゆさゆさ揺れている。
ずれたブラジャーにはもはや収まらず、中心の淡く色づいた突起が二つ、オレの視界で無防備におどっている。
肌色を少し濃くして、そこに恥じらうような赤みが差したような――。
ベビーピンクのきれいな乳輪が、ミルクのような肌の上で気ままにたゆたっている。
オレはその片方に顔を突っ込み、乳首を舐め上げた。
【美南】「ふぁっ……はあぁぁんっ……」
まだ自由に揺れているもう一つの乳房にも手を伸ばし、コリコリになった尖りをつまんで指でこねる。
【美南】「あんっ……あんっ、あんっ……も……やっ……ああぁんっ」
腰の動きも合わせると、感じすぎてわけがわからなくなっているように、会長が頭を振る。
顔も、どうしようもなくなったように眉を寄せた表情で、上気した頬にはよだれを垂らしている。
とろけきった会長の内壁に包まれて、オレの欲望も限界だった。
【涼一】「うっ……」
最後に一突きしたところで、勢いよく熱が放出されていく。
同時に、会長がより一層切羽詰まったような悲鳴を上げた。
【美南】「んゃっ……あぅっ……んん、んんんっ……ああんっ……あ、ああっ、ふぁっ……あああぁぁぁんっ……!」
腰を芯にして崩れ落ちるように、会長の上半身から力が抜ける。
硬い机に倒れる前に、そっとその背中を支えた。
【涼一】「会長……?」
【美南】「秋野……私……」
びくびくと体を震わせながら、ゆっくりとオレに視線を向ける。
【涼一】「すみません、会長……。オレ、つい夢中になって……あの……」
初めてなのに、中に出してしまった……。
【美南】「……ぁ……。秋野のが、私の中に……」
まだどこかぼんやりした様子のまま、ゆっくりと手で自分のお腹を押さえた。
【涼一】「大丈夫ですか、会長……」
【美南】「ああ……。私も……気持ちよすぎて、頭が真っ白になってしまった……。なぁ、秋野……これが、イくってことなのか……」
【涼一】「そう……だと思います」
会長も達していたらしい。
きっと、ぼんやりしているのはその余韻なのだろう。
【涼一】「すみません。今、抜きますから……」
【美南】「あっ、秋野……!」
【涼一】「はい?」
【美南】「待ってくれ……まだ、抜かないで……」
【涼一】「え……でも……」
【美南】「言いたいことがあって……その、できればこのまま、聞いてくれないか……?」
【涼一】「は、はい。じゃあ……」
【美南】「私は……秋野のことが、好きだ」
【涼一】「会長……」
【美南】「こんなことをしたのは、秋野に……私のことを、女として見て欲しかったからなんだ」
【涼一】「そ、そうだったんですか……」
【美南】「驚いているか。……やはり、私には似つかわしくない言葉だったかな。私は、みんなからも無駄に男勝りなやつだと思われているから」
【涼一】「い、いえ。違います。……こんな言い方は、少し変かもしれないですけど、会長を女の子として見ていない人なんているわけありません」
【美南】「秋野……。初めは、まじめな奴だと好感を持っていただけだったが……近くにいるうちに、その……会長としての私をとても慕ってくれているのがわかって……。そんなところが可愛いくて、気になり始めたら、止まらなくなってしまった」
【涼一】「か、可愛い……ですか」
さっきまであんな顔でオレにしがみついていた人に言われると、つい反論したくなった。
それでも、やはり今こうして会長に頭をなでられただけでドキドキで胸がいっぱいになってしまうオレと比べれば、会長のほうが大人なのだろう。
【涼一】「でも会長。一つだけ、あなたは勘違いをしています」
【美南】「ん?」
【涼一】「オレは……会長としてあなたを慕っていただけではないんです」
【美南】「……と、言うと?」
【涼一】「俺も、ずっと会長が好きでした」
【美南】「え……」
【涼一】「さっき、好きな人がいるのかって聞かれたときも、会長のことばかり考えていました。実は、二人きりになったときからドキドキしっぱなしだったんですよ」
【美南】「そんな……」
【涼一】「確かに、初めはオレ自身、恋だとは思っていなくて……ただ遠くから見ているだけで幸せだったんです。でも、一緒にいられる時間が増えていって、あなたのいろんな面を知ることができて……今日だって、新たな一面を発見して、それがすごく、愛しいんです」
【美南】「秋野……」
【涼一】「オレの彼女になってください、会長」
【美南】「……はい」
そこで会長は少しだけ視線をずらし、頬を膨らませた。
【美南】「本当は、私から言うつもりだったんだぞ」
その様子が可愛くて、オレは思わず吹き出してしまった。
美人でしっかりもので、みんなに慕われている生徒会長。
なんて、オレの彼女にはできすぎている。
だけど、本当の彼女は、もっとずっといろんな面を持っていて、オレには隠さずに見せてくれる。
甘えん坊だったり、ときどきちょっと子供っぽく見えたり……。
もちろん、だからといって、今のオレが釣り合っているとは思えないけれど。
それでも、彼女はオレをまっすぐに見て、好きだと言ってくれる。
今はただ、少しでも近づけるように努力すればいい。
会長の隣で。
【涼一】「ところで、会長……」
【美南】「どうした?」
【涼一】「今の告白を聞いたら、オレ……またドキドキしてきました」
【美南】「あっ……」
会長ははっとしたように下半身に目を向ける。
そしてほほ笑んだ。
【涼一】「ふふっ……。実は私も……」
オレの耳元でそうささやくと、唇を重ねてくる。
オレはそれに応えるように舌を絡めたのだった。

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