サンプルシナリオ2-②
- まき田お茶子
- 2019年9月9日
- 読了時間: 14分
無言の合図のように視線を交わした。
襟元に手をかけて、ブラウスのボタンを外していく。
【アリサ】「ぁっ……」
徐々に露になっていく肌に、アリサは心許なさそうに小さく吐息を漏らした。
ボタンを外し終え、ゆっくりと前を開く。
眩しいほどの白い肌がオレの目に晒された。
ブラジャーに包まれた膨らみも、引き締まったお腹も、見るからにきめが細かくて柔らかな肌をしている。
【達也】「きれいだ……」
【アリサ】「はぅ……。顔から火が出そうですわ……」
オレの言葉に、アリサは恥ずかしそうに両手で頬を包んだ。
露出の多さで言ったら、水着とかもっと大胆な衣装で写っているのを見たことがある。
雑誌では大人っぽい水着を颯爽と着こなし、堂々とポーズをとっていたアリサが、今オレにこんな表情を見せている。
【達也】「可愛いよ、アリサ……」
【アリサ】「もう……。だから、そういうのは……」
さらに頬を紅潮させ、困ったようにオレを見る。
堪らない気持ちになりながら、その額にキスをした。
【アリサ】「ん……。何だか、あやされているような気分になりますわ……」
口を尖らせながら言われて、オレはますます頬が緩むのを感じた。
【達也】「ごめん、つい……」
【アリサ】「よく勘違いされるのですが……。私だって、こう見えて結構緊張する方なんですわ……。ただでさえ、こんなことは初めてなんですから……」
泣いてしまいそうなほど目元を赤く染めてオレを睨む。
【アリサ】「きゃっ……!」
オレはアリサの背中に手を回して抱きしめた。
【達也】「嬉しいよ……アリサの初めてになれて。アリサのいろんな表情を見られるのも、すごく嬉しい」
【アリサ】「タツヤ……。そういうタツヤは、どうなんですの……? さっきから、私ばかり恥ずかしいところを見られて……。何だか、こういうことに慣れているような……」
不満そうにオレを見上げて、アリサが言う。
だが、残念ながらその言葉は外れていた。
【達也】「オレも初めてだよ」
経験がないので、うまくリードできている自信もない。
ただ、アリサを見ているうちに緊張は感じなくなってきた。
代わりにオレの頭の中では、欲望と優しくしたい気持ちが同時に膨れ上がり、それが今のオレを動かしている。
【アリサ】「本当、ですの……? でも、やっぱり何だか悔しいですわ……」
そう言うと、アリサはオレの頬に手を添えて、唇にちゅっと口付けた。
【アリサ】「私ばかりが夢中になっているのは、ずるいです。タツヤも私だけを見てくれなきゃ、イヤですわよ……?」
囁くように潜められた声に甘えた響きを感じて、全身の血が熱く滾った。
【達也】「アリサのことだけ見てるよ。オレの方こそ、もうアリサに夢中だ」
【アリサ】「ぁっ……」
少し強めに抱き寄せた拍子に、アリサの脚がオレの股間に触れた。
すらりとしていながらも女性らしい柔らかさを持った太ももが、オレのいきり立ったものに押し当てられる。
むにゅん、という感触に、オレのそこはすかさず反応を示した。
【アリサ】「や……。こんなに硬くなって……」
アリサは驚いたように、接触部分の周囲におろおろと視線をさまよわせた。
【達也】「さっきからずっと、興奮しっぱなしだ」
【アリサ】「そう……でしたのね。気が付きませんでしたわ」
【達也】「続き、していい?」
【アリサ】「あっ……。その、どうぞ……」
畏まったように言う。
何だか余計に緊張させたような気もするが、こればかりは仕方がない。
【達也】「脱がすよ……」
【アリサ】「……っ」
ブラジャーのホックに手をかけ、外す。
そこまですると、アリサは自分で肩紐に手をやり、するりと落とした。
深い谷間を刻む、豊かな膨らみ――そのすべてが、露になる。
頂点はきれいな桃色をしていて、ちょこんとオレの方を向いて形を持ち始めていた。
【達也】「アリサの胸……堪らない」
【アリサ】「も、もう……! タツヤったら、意外とエッチなんですのね……」
魅惑の体と、オレの言動にいちいち赤面する初々しさが、絶妙にオレの心をくすぐる。
【達也】「触っていい?」
【アリサ】「うぅ……。いちいち聞かなくていいですわ……。タツヤの、したいように……」
【達也】「わかった」
オレはアリサの胸に手を伸ばした。
呼吸のたびに上下する柔らかな二つの山に、両手を添える。
【アリサ】「ひぁんっ……!」
支えるように軽く持ち上げると、手のひらにその質量を感じた。
温かくて、その滑らかな肌はオレの手に吸い付くようだ。
【アリサ】「んっ……あぁっ……ぅんっ……。ふふっ、タツヤったら……何だか子供みたいですわ。あぁっ……」
つい夢中になって胸を揉み続けるオレを見て、アリサの顔に笑みが戻った。
気持ちよさそうな吐息を漏らしながら、オレを眺めている。
【アリサ】「あんっ……んんっ、ひゃぁんっ……!」
満足そうな笑みを浮かべていた顔が、突然悩ましく歪む。
アリサの高い声が響いた。
【アリサ】「んんっ、そこはぁっ……あぁぁっ……! や、やですぅっ……あぁんっ」
乳首を擦り上げたオレを、はっと見る。
【アリサ】「そこ、触られると……体の奥の方から、びくびくって、変な感じですわ……」
【達也】「敏感なんだ。ここが、感じやすいんだな」
【アリサ】「あっ、や、やんっ……あぁんっ、だめ……タツヤ……」
いやいやと頭を振りながら、それでもアリサの手はオレを放さないようにギュッとしがみついている。
オレは動かしにくくなった手を抜いて、アリサの背中を支えると、軽く抱き上げた。
そして顔の前にきた胸に舌を伸ばす。
【アリサ】「んっ、ひゃっ、ああぁぁっ!」
乳首を舐め上げると、アリサは背中をしならせてびくんっと身を震わせた。
【アリサ】「あんっ、そんな……だめって、言ったのに……。あぁっ、んぁっ、やぁぁんっ!」
口に含んで、舌で突いたり、吸ったりしてみる。
【アリサ】「あふっ、ひゃんっ……あっ、意地悪、ですわ……。あんっ、私のおっぱい……弄んで……。いやぁぁっ……」
【達也】「ごめん。可愛すぎて止められない」
【アリサ】「あぁぁんっ、喋っちゃ……ぁふぅ……。タツヤの、吐息がぁ……。はぅぅ……私の肌に、かかって……」
オレの与える小さな刺激にも反応して、もどかしげにぷるぷると胸を揺らす。
気が付くと、それは胸だけに収まらず、ぺたんと座り込んだ腰にまで艶めかしいくねりをもたらしていた。
【達也】「腰、動いてる……」
【アリサ】「はあぁんっ……。タツヤ……」
潤んだ瞳でオレを見る。
そこには、熱に浮かされたような光があった。
その目に促されるように、オレはアリサの腰に手をずらした。
【アリサ】「んっ……。あっ、あぁ……」
アリサの上半身を引き寄せて腰を浮かせ、スカート越しにお尻を手で包んでゆっくりと撫でる。
【アリサ】「あん、タツヤ……。もう、私……」
アリサが眉を寄せてこっちを見た。
今さら、宥めるようにお尻を撫でてあげるだけでは足りないのだろう。
オレはスカートの下に手を忍ばせた。
【アリサ】「あ……」
太ももに触れると、そこからとろりと液が滴ってきているのがわかった。
胸を愛撫したときからだろうか。
こんなに濡れるものなのか、と思うほど、今も次から次へと伝ってくる。
脚の付け根まで到達すると、下着を濡らす愛液の熱さを感じた。
ゆっくりと、そこに触れる。
【アリサ】「んゃっ……! ああぁっ、あんっ……」
反射的に、内ももにきゅっと力が入る。
オレはそのまま、蜜の出口を探るようにもぞもぞと指を動かした。
【アリサ】「あっ、あぁっ、んぁっ……ひゃぅっ……んんんっ!」
じゅくっと染み出てくる潤いがオレの指に絡んでくる。
アリサの腰が、オレを奥へ誘い込もうとするようにもどかしげに揺らいでいる。
【アリサ】「やぁんっ、あっ、そこ……どうしましょう……気持ちいいですわ……あ、はぁぁんっ……」
【達也】「ちゃんと、直接触ってやるからな」
必死で見つめてくる可愛い顔にキスで応えて、オレはぐっしょり濡れたアリサの下着を下ろした。
【アリサ】「あっ……」
吐息がこぼれる。
ねっとりとした液が、アリサの秘処から糸を引いている。
姿を現したそこは、薄く開いた花弁のように色付いて、柔らかくほころんでいた。
【達也】「アリサのここ……こんなに濡れてる」
【アリサ】「きゃっ、ぁっ、あぁんっ……! もう、やんっ……いやですわ、離して……!」
指で愛液をすくい取ると、恍惚とした光を浮かべていたアリサの瞳が我に返ったように揺れた。
オレの視線から逃れようとするように閉じようとする脚を捕まえる。
【達也】「オレのしたいようにしていいって言ったのは、アリサだよ」
【アリサ】「そうですけど……恥ずかしいところを、そんなに見つめなくても……。はぅぅ……」
【達也】「アリサがオレで濡らしてくれて嬉しいんだ」
オレの言葉にアリサはため息を吐いた。
そして困ったような笑みを浮かべてオレを見る。
【アリサ】「不思議ですわ……。こんなに恥ずかしいのに、全然嫌ではないんですもの。タツヤに見られると、体の奥から火照ってしまって……」
【達也】「アリサ……」
【アリサ】「ね……。だから、今からすることも、ちゃんと最後までしてくれなきゃ、いやですわよ。私を、タツヤのものに……」
この瞬間、アリサの顔に過った表情に、オレは見惚れてしまった。
甘いだけではない、決意を秘めた表情だ。
【達也】「わかった」
たとえ苦痛を伴うことになっても構わない。
そんな意志が感じられる。
オレが頷くと、アリサは安心したように微笑んだ。
アリサの入り口はすでに溢れるほどの愛液で濡れている。
準備としては、十分だろう。
両脚でオレの体を挟むように座らせる。
【達也】「アリサ……入れるよ」
【アリサ】「はい……。あっ……」
熱く猛ったものを取り出し、蜜を零す入り口に当てた。
そのままゆっくりと、腰を前へと進めていく。
【アリサ】「んっ……。あぁっ……熱いのが、入って……」
先端がしっとりとした内壁に包まれていくのが感じられる。
触れ合った部分から、きゅうっと絡みついてくるのが堪らない。
【達也】「痛くないか?」
【アリサ】「ええ……。大丈……夫……。はぁっ……タツヤの方こそ……狭くて、苦しくないですの……?」
【達也】「ああ。アリサの体温が内側から感じられて、すごく気持ちいい……」
【アリサ】「よかったですわ……。あぁぁ……」
痛くはないと言いつつも、言葉の合間にこぼれる吐息には苦し気な響きが混じり始めていた。
【達也】「できるだけ、ゆっくるするから……」
【アリサ】「んっ……。優しい、ですわね……。はぁぁっ……。私も、タツヤのこと、感じてますわ……今までになく、近くに……」
半分くらいが埋まってきたところで、ふいに強い抵抗を感じた。
何か壁のようなものが、確かな反発をもって侵入を阻んでいる。
【アリサ】「あっ……。タツヤ……」
アリサがオレを見上げる。
すがるような強い視線に、オレはしっかりと頷いた。
【達也】「オレの手、握ってて」
【アリサ】「あ……」
アリサの手を取ると、小さく震えているのがわかった。
しかし、同時にその顔には小さな笑みが浮かぶ。
【アリサ】「すごい……。タツヤの手、とても安心できますわ……」
オレはアリサの細い手を握りしめ、再び腰に力を加え始めた。
【アリサ】「んっ……あぁっ……ぅくっ……」
手にぎゅっと力が入る。
アリサの顔も、痛みに歪められている。
【達也】「アリサ……もう少しだ」
【アリサ】「あっ、痛……はぁっ、タツヤ……ああぁっ……」
腰を押し込み、ついに最後の抵抗を突き破った。
固く閉ざされていた肉壁をメリメリと開いていく感覚が腰に伝わってくる。
【アリサ】「いっ、あぁっ……あぁぁっ……!」
【達也】「全部、入った……」
オレのペニスはアリサの中に収まり、腰と腰が触れ合っている。
【アリサ】「はぁっ、はぁっ、はぁっ……タツヤ……。私……タツヤのことを、受け入れられたんですの……?」
肩で息をしながら、アリサがオレを見上げてくる。
【達也】「ああ……。ちゃんと繋がってるよ」
アリサの入り口はオレの形に広がり、そこからは愛液に混じって鮮やかな血も伝っていた。
強張っていたアリサの表情が少しだけ緩み、その様子に微かに目を細めた。
【アリサ】「あぁ……。よかったですわ。奥まで満たされている感じが、私にも……」
【達也】「しばらくはこのままにしておこうか」
【アリサ】「あっ、でも……」
できるだけアリサに負担をかけないようにと思って言ったが、アリサはもどかしげに眉を寄せた。
【アリサ】「私のことは、心配しなくても大丈夫ですわ……。んっ、はぁ……。痛みも……タツヤがここにいると思えば、辛くないですもの」
【達也】「アリサ……無理しなくていい」
【アリサ】「んんっ……あっ、ふぅっ……あぁ……」
オレが止めるのも聞かず、アリサはゆっくりと腰を揺らし始めた。
【アリサ】「あっ……あぁぁっ……はぅっ……はぁぁっ」
【達也】「うっ、くっ……」
手を合わせて握り、オレにもたれかかるように胸と胸を密着させた。
結合部をすり合わせるように腰をうねらせる。
内側でオレを擦るような動きに途方もない快感が生まれた。
達しそうになるのを堪えると、アリサはさらにオレに快感を与える動きを大きくしていった。
【アリサ】「はぁっ、はぁっ……あぁ……んんんっ、はぁぁ……」
【達也】「アリサ、それ、やばいって……」
【アリサ】「んっ……。あぁ……感じてくれているんですのね、タツヤ……。私、嬉しいですわ……」
時折苦しげに息を吐きながらも、アリサは嬉しそうに微笑んでいる。
【達也】「ああ……。感じてる。アリサのこと、すごく……」
堪らない愛しさが込み上げてきて、オレはアリサの背中をギュッと抱き寄せた。
【アリサ】「んっ……。タツヤ……あぁぁ……」
痛みを少しでも楽にしてやりたい。
その思いで、オレはその背中をゆっくりと撫でた。
【アリサ】「あ……ふぅ……」
腰を揺らし続けながらも、アリサの表情が穏やかになっていく。
オレに預けていた上半身からも力が抜け、完全に体をオレに委ねているようだ。
【アリサ】「んんっ……。ああ……。何だか、体の奥が……」
アリサが呟いた瞬間、オレを包んだ内壁から、じくりと熱が湧いてくるのを感じた。
【アリサ】「あふぅっ……。あぁぁん……。やっ、中が、疼いて……あぅぅっ……びくびくしてしまいますわ……ああぁ」
【達也】「アリサ、大丈夫?」
【アリサ】「はい……。何だか、もう……痛みなんかより、ずっと大きなものが……押し寄せて……あぁっ……」
アリサが言っているのが何のことなのか、それはアリサの表情を見ればわかる。
眉を寄せてはいるが、痛みをこらえるような硬さはもうない。
代わりに、熱を持て余したような悩ましさが、とろけたような目元に浮かんでいる。
【アリサ】「どうしましょう、タツヤ……」
その瞳に見つめられながら名前を呼ばれて、ぞくぞくした。
【アリサ】「あぁぁ……。気持ちいい、ですわ……」
【達也】「アリサ……」
【アリサ】「んっ……。タツヤ……」
アリサの中が、大きくうねった。
きゅうぅっ、と締め付けてくる力が、オレを離すまいとしているようだ。
同時に物欲しげにオレを見上げるアリサを見て、オレの忍耐力も限界を超えた。
【達也】「動くぞ……」
【アリサ】「はい……。あっ、あぁっ……んぁっ……んんんっ……」
小刻みにリズムをつけて、少しずつ腰を動かし始める。
押し出すたびに上がる声で、頭の中をいっぱいに満たされるようだ。
【アリサ】「あぁっ、やぁぁっ……あんっ……あぁっ、もう……私、おかしくなってしまったみたい……あぁぁんっ……」
アリサもオレを感じている。
切なく眉を寄せながら、必死にオレを求めている。
それが内側からもうねりとなって伝わってきて、オレ自身、いよいよ昇り詰めていくのがわかった。
【アリサ】「あんっ、好き……大好きですわ、タツヤ……あああっ……んんっ、ふぁっ……大好きぃ……はぁぁっ……あっ、ああんっ……」
可愛い。
どうしようもなく可愛い。
【達也】「オレも……アリサが好きだ」
【アリサ】「はぁぁっ……嬉し……あぁっ……嬉しいですわ、タツヤ……。あふぅぅっ……んんんっ……」
オレが囁きかけると、アリサの体がビクビクと震えた。
目に涙を浮かべながら、オレの名前を繰り返し呼ぶ。
結合部からは、愛液の混ざりあう音が絶えずくちゅくちゅと、アリサの声と混ざり合って聞こえてくる。
【アリサ】「あっ、ああぁんっ……ふぁっ、体……溶けちゃいそ……あぅんっ、あっ、はぁぁんっ……」
【達也】「うっ……」
締め付けがきつくなり、まるでオレの下半身に溜まった熱をそこから吸い上げようとしているかのようだ。
その状態でさらに腰を振り続けているのだから、刺激はもう堪ったものではない。
【達也】「アリサ……オレ、もう……」
【アリサ】「ふぇ……? あっ、あんっ、あんんっ……あふっ、んあぁぁっ……」
最後の瞬間を求めて、抜き差しに力を入れる。
一度大きく引いて、名残惜しげにきゅっと追いかけてくる内壁を、今度は思い切り突き上げる。
【アリサ】「やっ、あぁんっ……はぁっ、はぁっ……ああぁぁっ、タツヤ……。あっ……」
その動きを繰り返すたび、アリサの内側はうち震えながらオレを迎えた。
オレに合わせて、アリサの動きも大きくなっている。
もはやなりふり構わずオレを求めてくる様子が艶っぽい。
【アリサ】「イキそう……なんですのね……? はぁぁっ、私も……あっ、んんんっ……」
【達也】「一緒に、イこう……」
【アリサ】「はい……。タツヤと、一緒に……あっ、あんっ、んぁっ……やっ、ああっ、ああああぁぁっ!」
突き入れた瞬間、一際大きな波が押し寄せてオレを包んだ。
【達也】「……っ!」
【アリサ】「あぅっ、んんっ……やぁぁぁっ……!」
アリサが悲鳴のような声を上げたのと同時に、オレは下半身に溜まっていた熱を放出した。
【アリサ】「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ふぅーっ……。あぁぁ」
肩を喘がせながら、アリサが大きく息を吐いた。
【アリサ】「あぁぁ……。まだ、出てますわ……熱いの、いっぱい……私の中に……あぁん……」
アリサの言う通り、オレのペニスは今もドクドクと脈打ちながら精液を注ぎ続けている。
【達也】「こんなに出したのは、初めてだ……」
【アリサ】「そう、なんですのね……。はぁぁっ……。とっても熱くて、満たされている感じがしますわ……」
絶頂を迎えた余韻が残っているのか、その表情はどこかとろんとしている。
【達也】「ていうか、ごめん。オレ、アリサの負担を考えずに……」
アリサがオレを求めてくれたのが嬉しくて、夢中になっていた。
初めての体を気遣う余裕がなかった。
すると、アリサは微笑んでゆっくりと首を横に振った。
【アリサ】「私が望んだのですわ……。これで私たち、一つになれたんですもの」
【達也】「ああ……」
【アリサ】「これからは、タツヤの女として、堂々とファンの方々にも顔向けできますわね」
【達也】「それは……」
やめておいた方がいいんじゃないだろうか。
アリサのためにも、ファンのためにも。
【アリサ】「ふふ……。冗談ですわ。タツヤにも迷惑が掛かりますし、プライベートをあれこれ引っかき回されるのはイヤですもの」
【達也】「……」
オレが心配していたのは、そういうことではないのだが。
海外のスター俳優との熱愛が噂されたことさえあるアリサだ。
その恋人が、オレのような一般人だったというのでは、少しイメージが違ってしまうのではないか。
ちなみに、噂の元は、単に一度共演したトーク番組で、相手がやたら熱心にアリサに話しかけたり視線を送っていたというだけのことだ。
しかし、その噂が本当に思えてしまうほど、アリサは魅力的なのだ。
【アリサ】「でも、恋人との絆が深まった、ということくらいなら、言ってもいいかしら」
【達也】「うん……」
注目度の高いアリサのことだから、それもいろいろ邪推されそうではあるが、本人が気にしないならいいのだろう。
男としては、恋人が他人から妙な勘繰りをされるのは複雑ではあるが、嬉しそうなアリサを見ると止める気にはならない。
見つめていることに気が付き、アリサがこちらを向く。
目が合って、何かを言う前に、アリサが身を乗り出して唇を重ねてきた。
【アリサ】「愛してますわ……。マイダーリン」
【達也】「オレもだ。アリサ……」

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